フランス民法典
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フランス民法典(フランスみんぽうてん、Code civil des Français)とは、1804年にナポレオンによって制定された法典。ナポレオン法典(ナポレオンほうてん、Code Napoléon)ともいう。種々の慣習法、封建法を統一した初の本格的な民法典で「万人の法の前の平等」「国家の世俗性」「信教の自由」「経済活動の自由」等の近代的な価値観を取り入れており、近代市民社会の法の規範となった。ハンムラビ法典、ローマ法大全と並び、世界三大法典に数えられる。後に日本の旧民法編纂の際に参考とされた(現在の民法にもその影響が残されていると言われている)。
[編集] 関連項目
- 箕作麟祥 - フランス民法典を日本語訳した人物。