ブラックキング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブラックキングとは、
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
- 別名:用心棒怪獣
- 身長:65メートル
- 体重:6万トン
目次 |
[編集] 『帰ってきたウルトラマン』に登場したブラックキング
『帰ってきたウルトラマン』第37話「ウルトラマン夕陽に死す」、第38話「ウルトラの星光る時」に登場。
ナックル星人に操られた。黒い体に巨大な金色の角、腹部にレッドキングのような蛇腹を持つ。ナックル星人によるウルトラマンの能力の分析に基づいて訓練されているため、スペシウム光線を防ぎ、ウルトラブレスレットを素手で跳ね返す(『帰ってきたウルトラマン』でブレスレットが効かなかった怪獣はブラックキングだけである)等、ウルトラマンのあらゆる技を回避・防御する。また、口から赤い光線を吐き出して攻撃する能力も備えている。そのほか、MATが輸送していたサターンZを強奪する際には、口から煙幕を吐き出して囮としても活躍した。ナックル星人と組んで攻撃し、一度はウルトラマンを倒した。しかし復活したウルトラマンと再度の激戦の末、空中に投げられたところを手刀によるスライスハンドで首を切断されて絶命した。
『ウルトラマン』に登場したレッドキングの兄である、というのが通説。また、地球で捕獲したレッドキングを改造した怪獣であるという説もある。恐らくその両方とも考えられる。但し、同じくシリーズを跨いだ兄弟怪獣のテレスドンとデットンが流用された着ぐるみであったのに対し、こちらは別個のものである。
現在に至るまでウルトラマンシリーズには一度も再登場していないが(雑誌展開やゲームでの公式連動ストーリーなどには登場している)、オーソドックスなスタイル及び強そうな造型で今でも人気の高い怪獣である。
[編集] 『レッドマン』に登場したブラックキング
『レッドマン』第2話、第5話に登場。
- 第2話:レッドアローをよけるが、レッドナイフで切られ倒された。
- 第5話:両手からミサイルのようなものを発射する。レッドフォールで倒された。
[編集] その他
- てれびくんでのグラビアと漫画で展開された『ウルトラ超伝説』では、グア軍団によって以前の30倍にパワーアップされた改造ブラックキングが登場。角がドリルになり、首には動力パイプが付けられている。
- TVゲーム『ワイルドアームズ セカンド・イグニッション』にて、色違い&ブラックキングとよく似た姿をした「コバルトキング」というボスが登場。別名も「用心棒怪獣」。