ボビー・コールドウェル
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ボビー・コールドウェル(Bobby Caldwell、1951年8月15日 - )は、アメリカのミュージシャン。1970年代から1980年代にかけて流行したAORサウンドを代表するシンガーの一人。
ニューヨーク・マンハッタン生まれ。1978年のデビュー曲「風のシルエット(What You Won't Do for Love)」がヒットし、当時流行していたAORの新星として脚光を浴びる。洗練された音の世界を持ちつつも、多くの初期AORシンガーのようにボーカルスタイルはR&B色が濃く、ブルー・アイド・ソウルの歌手として分類されることもある。また作曲家としてボズ・スキャッグスに「ハート・オブ・マイン(Heart of Mine)」、ピーター・セテラに「ネクスト・タイム(Next Time)」、「ステイ・ウィズ・ミー(Stay with me)」などのヒット曲を提供(いずれも後にセルフカバー)している。
1980年代以降はアメリカでは振るわずも、日本では非常に人気が高く、AOR界ではボズ・スキャッグスと並び立つ存在。1990年代にオンエアされたニューヨークの夜景をバックに「Stay with me」「Heart of Mine」「Come to me」が流れるパーラメント(たばこ)のCMは、彼のイメージを象徴する一作でもある。現在も毎年秋になると必ずといっていいほど来日し、「秋のベンチャーズ」とも呼ばれることがある。
[編集] 関連項目
- ボニー・ジェイムス コールドウェルのバックミュージシャンとして活躍したサックスプレイヤー。
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