ポプコム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ポプコム(POPCOM)は、1983年5月に創刊し、1994年3月に休刊となったゲーム雑誌。製作は新企画社で、発行は小学館。
当初はゲームに限らず、パソコンによるホビー全般を扱った雑誌であった。当時のパソコン雑誌に見られたように投稿ゲームのプログラムリストなどを掲載したほか、小学館刊行であることを活かし、パソコン入門マンガを同時に複数本連載(ふつうに考えれば入門マンガは一本載っていれば十分なのだが)したり、同社から出版された漫画を題材とした投稿イラストを多数掲載していたりと、他誌との差別化を図っていた。(投稿イラストについては、他社のパソコン雑誌に投稿された版権イラストの掲載を差し止めさせるといった独占的な措置をとっており、他誌の読者などから批判を受けた)
しかしこの構成では伸び悩んだのか、やがてパソコンゲームの一般的な記事が多くなったり、「美少女ゼミナール」というアダルトゲームを取り扱ったコーナーが登場したりした。
三遊亭円丈や立川談之助がそれぞれ執筆するコーナーを持っており、飯島健男の小説や読者参加の企画『リューヌ伝説』等があった。ゲームの攻略はさわりだけだったり、中途半端で終わってしまうことも少なくなかった。関連団体として、ポプコムソフトがあった。
[編集] ポプコムソフトから発売されたソフトウェア
- サバッシュ
- サバッシュII ~メヒテの大予言~
- 宇宙冒険少女NAMI
カテゴリ: コンピュータゲーム関連のスタブ記事 | 小学館 | ゲーム雑誌の歴史