ポール・グリーングラス
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ポール・グリーングラス(Paul Greengrass, 1955年8月13日 - )はイギリスの作家、映画監督。イングランド出身。
調査専門のジャーナリストとしてキャリアをスタート。87年にピーター・ライトと共著した「スパイ・キャッチャー」がベストセラーとなる。ドキュメンタリーやテレビドラマ等の監督を務めた後、1998年に「ヴァージン・フライト」で映画監督デビュー。 2002年、血の日曜日事件を描いた「ブラディ・サンデー」で第52回ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した(「千と千尋の神隠し」との同時受賞)。 2004年には「ボーン・アイデンティティー」の続編、「ボーン・スプレマシー」を手がけ、アクション映画も撮れる多才ぶりを発揮。 2006年の「ユナイテッド93」で、同時多発テロでハイジャックされたユナイテッド航空93便の機内を描き、映画は絶賛と共に物議を呼んだ。
[編集] 監督作品
- ヴァージン・フライト The Theory of Flight (1998)
- ブラディ・サンデー Bloody Sunday (2002) ※脚本兼任
- ボーン・スプレマシー The Bourne Supremacy (2004)
- ユナイテッド93 United 93 (2006) ※脚本兼任