マット・ハイソン
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マット・ハイソン(Matt Hyson、1970年8月13日 - )は、アメリカのプロレスラー。ロードアイランド州プロビデンス出身。レスラーとしてのキャリアにおいて、ECWおよびWWEで名乗ったリングネーム、スパイク・ダッドリー(Spike Dudley)としての活躍で最も知られる。現在はTNAに所属し、ブラザー・ラント(Brother Runt)として活動している。体重68kgと、レスラーとしては極めて軽量の部類に属する。
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[編集] 経歴
プロレスラーになる以前は小学校で教師を務めていたという異色の経歴を持つ。1994年プロレスデビュー。レスラーとしてブレイクしたのはECW所属後である。ギミック上の異母兄弟集団のダッドリー・ボーイズの『末弟』、スパイク・ダッドリーとして人気を博した。『兄』達とは対立し、時に共に行動した。
2001年のECW崩壊後はWWF(現WWE)に所属。1999年からWWF所属となっていた2人の『兄』、ババ・レイ・ダッドリー、ディーボン・ダッドリーと行動を共にした。2002年には同じECW出身のタズと行動を共にし、兄達からWWF世界タッグ王座も奪取している。
2004年にスマックダウンに所属してからはクルーザー級戦線のレスラーとして行動し、兄達と距離を置いたシングルレスラーとして活動した。
2005年7月5日、兄達と共にWWEを解雇された。ダッドリーズ関連の登録商標は全てWWEが持っており、以降スパイク・ダッドリーのリングネームを名乗れなくなり、本名のマット・ハイソンで活動を開始。本名をリングネームとして、主にインディ団体を中心に活動していた。2006年に入りTNAと契約。同年4月13日のTNA iMPACT!にてブラザー・ラントとしてデビュー。2人の『兄』、ブラザー・レイとブラザー・ディーボンを助ける役で登場した。
[編集] 得意技
- アシッド・ドロップ(ECW-TNA)/ダッドリー・ドッグ(WWE)
- ダイビング・フットスタンプ
[編集] タイトル履歴
- ECWタッグ王座(×2 ボールズ・マホーニー)
[編集] 外部リンク
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