マルタン・マルジェラ
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マルタン・マルジェラ(Martin Margiela, 1957年 - )はファッションデザイナー。 ベルギー生まれ。
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[編集] 略歴
- 1957年-ベルギーに生まれる
- 1980年-アントワープ王立芸術学院を卒業
- 所謂「アントワープ・シックス」(アントワープの6人)と呼ばれた中の一人
- 1984年-パリで見たジャン=ポール・ゴルチエのショーに感銘を受け、ゴルチエのアトリエに入る
- 1988年10月に-「マルタン・マルジェラ」ブランドでパリコレクション(レディース)でデビュー
- 1999年-メンズコレクション発表
(1998年-2004年-エルメスのプレタポルテのデザイナーを務める)
[編集] 人物像
コレクションのフィナーレに姿を見せる事は殆どなく、現在でもファッション業界関係者で素顔を見た人は極少数。 雑誌のインタビューも声を聞かれないようにとFAXで質疑応答し、ミステリアスな雰囲気を演出している。 (デビュー直後はまだイメージ戦略が立っていなかった為か、記者と対談しインタビューに答えている。 「初めてゴルチェのステージを見た時の感動」を普通に返答している。)
[編集] コレクションライン
現在マルタンの服や小物には0~23迄の数字が明記された白地の布が縫い付けられており、そのタグからコレクションラインを読み取る事が出来る。この表記方法は、恐らくメンズラインがコレクションに加わった辺りから採用されている仕様で、以前のレディースコレクションのみの時は現在のコレクション「1」同様に、何も書かれていない白い布が縫い付けられているだけだった。(下記参照)
0-手仕事により、フォルムをつくり直した女性のための服
0 10-手仕事により、フォルムをつくり直した男性のための服
1-女性のためのコレクション ※ラベルは無地で白
4-女性のためのワードローブ
10-男性のためのコレクション
14-男性のためのワードローブ
11-女性と男性のためのアクセサリーコレクション
22-女性と男性のための靴のコレクション
13-オブジェ、または出版物
MM6-♀のための服
作る服の方向性としては「アンチモード」を掲げており、中でも軍服のリメイク品や中古ジーンズに白ペンキのペイント等の作品は「ポペリズム」(貧困者風)と呼ばれた。それまでの煌びやかで優雅な雰囲気を持つ「モード」とは対極のコレクションとして「デストロイコレクション」とも呼ばれ、以降マルジェラの代名詞ともなった。又過去には、畳むと四角になる服などのデザインでコムデギャルソンと合同でショーを行った事もある。(マルジェラ自身も、コムデギャルソンのデザインやデザイナーの川久保玲を深くリスペクトしている)初期から日本の売り上げが多く、最初からの大取引先である仙台の「レボリューション」との関係は有名。尚、2002年にディーゼル社に買収される。
[編集] ショップ
日本におけるオンリーショップは、青山・恵比寿・新宿(以上東京)・梅田・心斎橋(以上、大阪)・仙台の計6店舗。但し店舗によって、扱ってるコレクションラインは異なる(下記の公式ウェブサイトを参照の事)。その他、セレクトショップでの扱いもある。