ミニチュア・シュナウザー
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ミニチュア・シュナウザー | ||||||||||||||||
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英語名 | ||||||||||||||||
Miniature Schnauzer | ||||||||||||||||
別称 | ||||||||||||||||
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原産国(原産地) | ||||||||||||||||
ドイツ | ||||||||||||||||
各国団体のグループ分類 | ||||||||||||||||
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各国団体のスタンダード (外部リンク) | ||||||||||||||||
FCI、JKC、AKC、ANKC CKC、KC(UK)、NZKC、UKC |
ミニチュア・シュナウザー (Miniature Schnauzer) は、犬の品種(犬種)の一つ。
日本やアメリカではテリア・グループに含められるが、テリアの血統はまったく入っていない。他のテリア種はイギリス原産であるのに対し、ミニチュア・シュナウザーはドイツを原産国とする。ただし、毛質が剛毛でトリミングが必要なことや、小型獣の狩猟を得意とすることなど、テリアに近い性質をもつ。日本に入っているテリア・グループの犬で、その名に「テリア」が入っていないのは、ミニチュア・シュナウザーだけである。
生まれたばかりのころは尾は長いが、すぐに短く切り落とされる。耳も元々は垂れ下がっているものが多いが、一部を切り垂直に立った耳にする場合もある。
目次 |
[編集] 歴史
古くからドイツにいたスタンダード・シュナウザーの小ぶりな個体を基礎に、アーフェン・ピンシャー、プードルなどを配合して小型化した。農場のネズミをつかまえることを目的に作られ、19世紀末、フランクフルト・アム・マインで固定化されたが、犬種として安定せず、その完成は、アメリカに渡ってからであると言われる。アメリカでは、原産国であるドイツをはるかにしのぐ頭数が飼育されている。
日本には、昭和30年代にアメリカから輸入されて以来飼われている。小型犬種を除けば、テリア・グループ中では最も人気が高く、「最良の家庭犬」ともいわれる。
[編集] 性格
一般のテリアと比較すれば穏やかであるが、自己主張が強く向こう見ずな面もある。忠誠心は非常に高い。
[編集] 健康上の注意点
概して健康だが、大腿骨の骨頭が変形、壊死するレッグ・ペルテスや腎臓疾患(遺伝性のものも多い)が時折見られる。
[編集] 体高
オス・メス共に、30~35cm。
[編集] 体重
オス・メス共に、約6~8kg。
[編集] 関連項目
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