ムビニ
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ムビニ (Mbini) は、アフリカ大陸中西部、ギニア湾に面した赤道ギニアの地域。リオムニ (Rio Muni) とも呼ばれるが、現地ではムビニ。北部でカメルーン、東部と南部でガボンと国境を接し、その6割以上が熱帯雨林で覆われている。
ムビニの面積はおよそ26,002K㎡。
コリスコ島、大エロベイ島小エロベイ島からなるエロベイ諸島もムビニに属する、面積は15k㎡である。
ムビニ、コリスコ島、エロベイ諸島を併せた総面積は26,017K㎡である。
ムビニは1778年にポルトガルからスペインに割譲された。スペインはムビニを他の海外植民地での奴隷を集める場所にすることをもくろんだが、スペイン人の入植者は黄熱病のために死に、ムビニからはスペイン人はほとんどいなくなった。再入植に際してはカカオと木材が主な産品となった。1959年から赤道ギニア領土となる。