モハメド・アル・デアイエ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
モハメド・アル・デアイエ(Mohammed Al Deayea、1972年8月2日 - )は、サウジアラビア出身の同国代表のサッカー選手(GK)。
国際記録歴史学会によって20世紀においてアジアNO.1と認定されたサウジアラビア人GK。日韓共催で行われた2002年のワールドカップでドイツを相手に0対8の大敗を喫した時もゴールマウスを守っていた。別名「アジアの黒蜘蛛」。
サウジアラビアが初めて出場したワールドカップ、1994年ワールドカップ初戦のオランダ戦では神懸り的な活躍を見せる。先制点を挙げたサウジアラビアは、優勝候補のオランダを窮地に追い込んでいた。デアイエはデニス・ベルカンプやマルク・オーフェルマルスのシュートをことごとくセーブし、その名を世界に知らしめる。最後には自身の決定的なミスもありオランダに敗れるが、その後、モロッコ、ベルギーを破り決勝トーナメント進出を決めた。