モーツァルテウム音楽大学
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モーツァルテウム音楽大学（もーつぁるてうむおんがくだいがく）はオーストリアのザルツブルクにある芸術大学。正式名称はザルツブルク・モーツァルテウム大学（Universität Mozarteum Salzburg）であり、音楽と舞台芸術のための総合芸術大学であるが、ここでは日本の慣習としてモーツァルテウム音楽大学を使用する。なお、1998年以前はホッホシューレ（de:Hochschule）「単科大学」と言われていたが、オーストリアの教育改革の一環で名称がウニヴェルジテート（de:Universität）「総合大学」と変わった。しかし教育機関としての内容が劇的に変わった訳ではなく、モーツァルテウム音楽大学の規模と教育内容は、隣国ドイツでいうところのホッホシューレ（Hochschule）「単科大学」に相当する。
[編集] 設立の歴史
設立に至る歴史はモーツァルテウムをご覧下さい。
[編集] 専門教育機関としての歴史
モーツァルテウムは、1914年に音楽院（Konservatorium Mozarteum）、1931年に帝国音楽大学（Reichshochschule Mozarteum）、1945年に音楽単科大学（Musikhochschule Mozarteum）、1953年に音楽と舞台芸術のためのアカデミー（Akademie für Musik und darstellende Kunst "Mozarteum" in Salzburg）、1970年に音楽と舞台芸術のための単科大学（Hochschule für Musik und darstellende Kunst "Mozarteum" in Salzburg）、1998年にザルツブルク・モーツァルテウム大学（Universität Mozarteum Salzburg）と正式名称を変更している。世界的にも有名な音楽教育機関であり、多くの著名音楽家を輩出している。
ベルンハルト・パウムガルトナーは1917年から1938年、そして1945年から1959年までモーツァルテウムの学長をつとめた。ヘルベルト・フォン・カラヤンもモーツァルテウムの出身である。
