ユニリーバ
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ユニリーバ (英:Unilever plc、蘭:Unilever N.V.) は、イギリスとオランダに本拠を置く食品と洗剤・ヘアケア・トイレタリーなど家庭用品メーカー。ロンドンとロッテルダムに本社を置く。
世界恐慌の傷がまだ癒えない1930年、イギリスのリーバ・ブラザーズ(The Lever Brothers)とオランダのマーガリン・ユニー(Margarine Unie)が、マーガリンの原料であったパーム油不足を背景に経営統合(商号を「ユニリーバ」に統一し、英蘭両本社の取締役会を同一人物で構成)して発足した。近年ではブランド数を絞り込んで資金の集中投下を図る戦略を推し進めるも、売り上げが伸びずに頓挫。販促費増加によって再建中。2007年1月にマーガリンの販売のためにダイレクトメール(DM)で20万世帯にプラスチックの柄のついた金属製の小さなナイフを送った結果、3人の子供が怪我をし、病院で治療を受け、50人の親から苦情を受けたと発表した。
日本ではユニリーバ・ジャパン株式会社(旧・日本リーバ)を拠点に事業展開している。
尚、アメリカ法人は、1960年代にエド・サリヴァン・ショーのスポンサーとなり、リプトン紅茶や、当時は化粧乳液配合の化粧石鹸として展開していたラックスなどのコマーシャルを放送していた。
[編集] 外部リンク
- Unilever global company website 公式ウェブサイト