ユンボギの日記
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『ユンボギの日記』(ゆんぼぎのにっき、윤보기의 일기)とは韓国のある少年の日記。
第二次世界大戦後、一人の少年(イ・ユンボギ、李潤福)が貧しい中、多くの人々に支えられ逞しく成長していく姿が描き出されている。
日本でも子供向けの翻訳が出版され、広く読まれた。
本書の刊行当時、日本国内で韓国人の名前が現地読みで表記されることは珍しかった。
イ・ユンボギはその後38歳の若さで逝去。「日記」以後の生涯や遺稿は『ユンボギが逝って』(白帝社 1993/06出版)に納められている。
[編集] 出版
- 太平出版『ユンボギの日記 あの空にも悲しみが』(ISBN 4803127018)
- 李潤福 / 塚本勲 1978年7月出版 230p 20cm
[編集] 映像作品
- 映画監督:大島渚により映画化された。