ヨゼフ・ピタウ
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ヨゼフ・ピタウ(Josef Pitau)は、イタリア、サルジニアの生まれ。1945年イエズス会入会。カトリック教会の大司教。
上智大学の学長時代の教え子に三雲孝江がいた。 2006年、文藝春秋の「諸君!」(オピニオン誌)9月号にジャーナリスト細川珠生との対談記事「カトリック大司教、『靖国』と『中国』を語る」が掲載される。聖職者として「死者の政治的利用」に反対し、厳密な政教分離の条件をつけながらも、戦没者慰霊施設としての靖国神社また公人の参拝を容認する見解を示している。
[編集] 学歴
- 1952年 スペイン・バルセロナ大学にて哲学を修める
- 1960年 上智大学にて神学を修める
- 1963年 ハーヴァード大学大学院修了、政治学博士号を取得
[編集] 略歴
- 1954-1956年 栄光学園中学校教師
- 1959年 司祭叙階
- 1966年-1981年 上智大学法学部政治学教授
- 1968年-1981年 上智大学学長
- 1981年 イエズス会管区長に就任
- 同年10月 教皇ヨハネ・パウロ2世の要請によりイエズス会本部へ
- 1992年-1998年 教皇庁立グレゴリアン大学学長
- 1997年-1998年 教皇庁立科学アカデミー・ 社会科学アカデミー会長
- 1998年 バチカン教育省局長に就任、およびサルデグナ教会大司教に叙階
- 2004年 75歳の定年によりバチカンを辞し、再来日
- 2004年-2005年4月 カトリック大船教会協力司祭
[編集] 著書
- 聖地アッシジの対話 聖フランチェスコと明恵上人(河合隼雄との共著、藤原書店 ISBN 4-89434-434-3)
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