ラムビー
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ラムビー族(Lumbee)とはアメリカ合衆国ノースカロライナ州に定住するネイティブアメリカンの部族で、アメリカでは9番目に多い最大の部族の一つである。
約45,000人のラムビー族が現在、アメリカノースカロライナ州のロブスン郡を中心にホーク郡やカンバーランド郡、サンプソン郡、スコットランド郡、コロンブス郡などにも定住し、ノースカロライナ州最大のアメリカ先住民にして、ミシシッピ川より東のアメリカ先住民では9番目に大きな部族国家を結成している。
14,000年間ロブスン郡に定住していたと言われ、ラムビー族の祖先は主にチェロー族(Cheraw)、スー諸族語を話す。部族名の由来はノースカロライナ州ロブスン郡を流れるランバー川( Lumber River、ラムビー川Lumbee River)に由来する。1885年にノースカロライナ州でラムビー族が確認されたが、1888年に連邦政府はラムビー族をアメリカ先住民の部族として認識をしなかった。しかし1956年アメリカ議会はラムビー族をネイティブアメリカンの部族として確認した。連邦政府によって確認された部族として部族に完全な状態を否定する法案を可決した。ラムビー地域開発連合(LRDA)は部族のため完全な認識の達成を助けるために広く働いた。