ロバート・E・O・スピードワゴン
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ロバート・E・O・スピードワゴンは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物。
Part1『ファントムブラッド』、Part2『戦闘潮流』に登場。 名前の由来はアメリカのロックバンド「REO Speedwagon」。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] Part1
ロンドンの貧民街「食屍鬼街(オウガーストリート)」のチンピラを取り仕切るボスで、東洋の毒薬を探しに来たジョナサンに仲間と共に襲い掛かるが敗北し、ジョナサンの紳士的な姿に惚れて親友となる。
ゴロツキながらも気さくで世話焼きな好漢で以前世界中を旅した事があるらしい。吸血鬼との戦いでジョナサンやツェペリの役に立ちたがり、波紋法を使えないことを悔やむところもあったが、旅の経験を生かすなどの活躍を見せた。
[編集] Part2
ジョナサンの死後、アメリカに渡り石油王となり巨万の富を得て、スピードワゴン財団を設立、吸血鬼と柱の男たちについて調査していた。言葉使いが普通の老人同様になり、穏やかに思えるが性格はPart1とあまり変わっていない。
物語冒頭でストレイツォに殺害されたと思われたが、実は生存しており、川に捨てられていたところをナチスに保護・拉致され吸血鬼のことを自白させられる。
柱の男たちとの戦い以降は自身が立ち上げた「スピードワゴン財団」によってアメリカの経済・医療を発展させた。 1952年に心臓発作により89歳で死去したとあるので、逆算すると作中当時の年齢は75歳と思われる。生涯独身だった。
[編集] スピードワゴン財団(SPW財団)
スピードワゴンがアメリカに渡り石油王となり巨万の富を得て設立した財団。主に医療などに力を入れている。その中に超常現象を扱う部門があるが、これはジョースター家との付き合いによるもので、「過酷な運命を背負う彼等の手助けをしてほしい」というスピードワゴンの遺言に基づいたもの。現代(1987年)が舞台のPart3以降、原因不明の病気で苦しむ者の治療・介護や、新たなスタンド使いの情報を提供している。
[編集] 補足
残念ながら構成上の理由で映画版には登場しない。
お笑いコンビスピードワゴンのコンビ名は彼の名前が由来。なお彼らは映画版に声の出演を果たしている。
フルネームはPart2のラストで登場し、Part1では作中に登場しない。
[編集] 声優
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漫画: | ファントムブラッド | 戦闘潮流 | スターダストクルセイダース | ダイヤモンドは砕けない | 黄金の風 | ストーンオーシャン | スティール・ボール・ラン |
ゲーム: | コンピュータRPG| 対戦型格闘ゲーム(未来への遺産) | 黄金の旋風 | ファントムブラッド |
設定: | スタンド |
登場キャラクター: | ジョナサン | ジョセフ | 承太郎 | 仗助 | ディオ | エリナ | スピードワゴン | ツェペリ男爵 | ストレイツォ | シーザー | ポルナレフ | ディアボロ |
その他: | 荒木飛呂彦| 死刑執行中脱獄進行中 |ジョジョ立ち |