ロビン・クロスビー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロビン・クロスビー(Robbin Crosby、1959年8月4日 - 2002年6月6日)は、LAメタルの頂点に君臨したラット(RATT)のバンドメンバーとして活躍したロックギタリスト。
1991年のRATT最後の来日公演を最後にバンドを脱退。半年後に自己の新バンド、Call Of The Wildを結成(初代ドラマーはウィンガー (バンド)のリーダーであったKip Wingerの弟であるNate Winger)するも同名バンドが既に存在していた為、バンド名を変名。クロスビーがラット結成前に活動していたバンド名であるSecret Serviceを使用しての活動を試み、プリ・プロダクション等の制作を数回行うが一切の音源発表に至らず。
尚、Call Of The Wild結成当初、当時ロスに移住したばかりの日本人ギタリスト、木暮“シャケ”武彦(レッド・ウォリアーズ)にバンド参加を要請した経緯があるが実現せず。その後、バンド名をSecret Serviceに変名後も激しいメンバーチェンジを繰り返す中に他の日本人らしきギタリストの参加記録もある程、日本びいきの傾向があった模様。
2m 近い身長のせいかニックネームは"KING"。その圧倒的な存在感と親しみやすい人柄からLAメタル界の"KING"として他のミュージシャンからも敬愛された。しかし、2002年にエイズにより死亡(闘病苦からの自殺説あり)。享年42。
Megadethの中心人物であるDave Mustaineのトレードマークのギター(Jackson King V model)は元来、クロスビーのシグネチャーモデルとして開発されたモデルである。
カテゴリ: アメリカ合衆国のギタリスト | カリフォルニア州の人物 | ヘヴィメタル・ミュージシャン | 1959年生 | 2002年没