ロレッタ・ヤング
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ロレッタ・ヤング(Loretta Young、1913年1月6日 - 2000年8月12日)はアメリカ合衆国ユタ州ソルトレイクシティ出身の女優。3歳のときに家族でハリウッドに移り住む。両親が離婚したため、家計を助けるために姉のポリー・アン、サリーと共に子役として映画に出演。1928年に本格的に映画デビューした。
1930年、17歳のときに26歳の俳優と駆け落ちするが、翌年に関係を解消。1934年にはクラーク・ゲイブルと関係を持ち、妊娠する。当時は妊娠を隠し娘をひそかに産み、世間には養女をとったとしていたが、晩年に書かれた自伝でゲイブルとの間に出来た子であることを告白している。当時ゲイブルには妻がおり、またカトリック教徒として育てられたヤングは中絶することを拒んだという。
1947年の「ミネソタの娘」でアカデミー主演女優賞を受賞。その後テレビにも進出し、自分のテレビ番組「ロレッタ・ヤング・ショー」で活躍した。
[編集] 主な出演作品
- 放蕩息子 The Devil to Pay (1930)
- プラチナ・ブロンド Platinum Blonde (1931)
- 青空天国 (1933)
- 飢ゆるアメリカ Heroes for Sale (1933)
- 十字軍 The Crusades (1935)
- ラモナ Ramona (1936)
- スエズ Suez (1938)
- ミネソタの娘 The Farmer's Daughter (1947)
- 星は輝く Come to the Stable (1949)
カテゴリ: アメリカ合衆国の俳優 | ユタ州の人物