ヴァルデマー1世 (デンマーク王)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヴァルデマー1世(デンマーク語Valdemar 1. den Store、1131年1月14日 - 1182年5月12日)は、デンマーク王(在位1157年 - 1182年)。デンマーク2人目の大王。
彼は即位するとともに国内の内乱を終息へ導いた。対外的には神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世に臣従を誓い、叙任権闘争においても皇帝派を支持し、教皇派のルンド大司教エスキルを更迭した。1165年には独断で長男クヌーズを太子とし、70年には復任した大司教エステルに戴冠させた。
彼はロスキレ大司教アブサロンと協力して領土全域に城砦を築き、また、ヴェンド人の根拠地リューゲン島を征服した。このときにアブサロンの建設した砦のひとつが現在のコペンハーゲンとなる。
|
|
|