ヴャチェスラフ・トルブニコフ
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ヴャチェスラフ・トルブニコフ(Вячеслав Трубников;1944年4月25日 -)は、ソ連、ロシア連邦の職業的諜報員、前ロシア対外情報庁(SVR)長官。上級大将。駐印ロシア特別全権大使。
1967年、モスクワ国立国際関係大学を金メダルで卒業。大学卒業後、ソ連国家保安委員会(KGB)高等学校で学び、第1総局(対外諜報)に配属。
1971年~1977年、APNの通信員をカバーとして、南アジア諸国(インド、バングラデシュ、ネパール、パキスタン)で活動。1973年からジャーナリスト連盟会員。1977年から1984年までは中央機構で勤務。1984年~1990年、インドとバングラデシュのKGB支局長。
1990年~1992年、KGB第1総局南アジア課長。1992年1月、ロシア対外情報庁(SVR)第一次官に任命。1996年1月から2000年5月までSVR長官。
2000年6月、外務第一次官、駐CIS諸国ロシア連邦大統領特別全権代表に任命。2004年8月、駐印ロシア特別全権大使に任命。
[編集] パーソナル
イルクーツク州出身。妻帯。ヒンズー語と英語を話す。
四等「祖国に対する貢献に対する」勲章、赤星勲章2個、「名誉国家保安職員」記章、「諜報における奉仕に対する」記章を有する。
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