三菱・エメロード
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エメロード(EMERAUDE)は、三菱自動車工業が製造・販売していた4ドアハードトップ型乗用車。
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[編集] 概要
バブル期に設計されただけあり、リフレクターヘッドライトを採用した薄いグリルに曲面を多用したボディデザイン、1800cc、2000cc、DOHC2000cc(マイナーチェンジ後MIVECも搭載)の全種V6エンジンをラインナップ、豪華な内装・シートなど、高級セダンの名に恥じない仕上がりを持つ仕様となっている。
トヨタ・カリーナED等と同様にスタイリング重視で、居住性は犠牲になっていた。残念ながら、こうした主張は当時のユーザーには受け入れられず、販売量は極端に低迷した。
埼玉県警では捜査用覆面パトカーとして導入されている。
[編集] 車名の由来
[編集] 歴史
- 1992年10月:ギャランのハードトップとして発売される。
- 1994年2月:MIVEC-MDエンジン搭載モデルのスーパーツーリングRを追加。
- 1994年10月:マイナーチェンジ。グレードがスーパーツーリング系のみに絞られた。
- 1995年10月:MIVEC-MDエンジン搭載モデルのスーパーツーリングRの生産が終了。
- 1996年8月:ギャランのフルモデルチェンジと共に販売終了。