下野上田藩
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下野上田藩(しもつけかみだはん)は、下野国都賀郡上田(現在の栃木県下都賀郡壬生町大字上田)に存在した藩。
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[編集] 藩史
元禄5年(1692年)、安房国東条藩主であった西郷寿員が下野国都賀郡・河内郡・芳賀郡に所領を移されたため、ここに下野上田藩が立藩した。寿員は徳川綱吉の寵臣であった。だが、養父の西郷延員が不行状の咎を受けて寿員預かりの蟄居の身になると、寿員もその余波を受けて翌年11月、養父と同じく不行状、勤務怠慢などの罪を咎められて所領の半分を没収されてしまい、下野上田藩は廃藩となった。
[編集] 歴代藩主
[編集] 西郷(さいごう)家
譜代。1万石。
- 西郷寿員(ひさかず)