中国語会話
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中国語会話 はNHK教育テレビで放送される各国語学講座の一つ。中国語の講座である。
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[編集] 概要
1967年、テレビ「スペイン語講座」(現・スペイン語会話)とともに、「中国語講座」としてスタート。1980年代までは、タイトルのみならず、テーマ曲までもがラジオ講座と同じだった。
[編集] 中国語について
「中国(中華人民共和国)は多民族国家なので、ここで習うのは漢族の話す漢語です。そして標準語の普通話を学ぶことになります」と断りが必ず講座のはじめに入る。このため、広東語など中国語の“方言”に分類されるものについては、『アジア語楽紀行』で取り扱われる。
[編集] 授業内容
日常会話のフレーズを教える前半と、中国の著名人などのインタビューや中華料理のつくり方を使用した上級者向けの後半からなる。近年は華流ブームを受けて華人圏の文化を教えるのも新しい傾向である。
[編集] 「漢字」から「ピンイン」へ
従来、例文はまず漢字で表記されたものが使用されたが、2005年からピンインで表記されたものさきに習い、あとから漢字表記を学ぶ形式に変わっている。これはパソコンで中国語を打ち込むときなどにはピンインの知識が必須なことや、読み書き中心から会話中心への方針変更ではないかと思われる。なお、中国の子供たちも、このスタイルで自国の言語を学ぶようである。これらの最大の理由としては、中国語では「四声」と呼ばれるメロディーが重要な意味を持つことが挙げられる。
[編集] 放送時間
(2007年4月現在)
- 本放送 毎週月曜日23:00~23:25
- 再放送 毎週水曜日6:00~6:25
[編集] 内容
[編集] 2006年度
出演者
中国語が喋れるという嘘をついて「週刊新北京」という雑誌の編集部に入った新人記者・谷原だが、当然中国語ができなければ仕事にならないので入社後すぐにばれてしまう。そこで編集部内で中国語を学ぶという設定。スキットのVTR「日本人在北京」は実際に北京で生活している日本人を取り上げるコーナー。日本人在北京だけでなく、編集部での黄鶴と張熙寧の会話もスキットになっている。
[編集] 出演者
[編集] 講師
- 楊達(2007年度~)
- 陳淑梅(2004年度~06年度)
- 夫は関西人。『日本語なるほど塾』2005年3月の放送において、夫婦生活から、「中国語と関西弁には“メロディー”を大事にするというところで共通点があると分かった」と発言している(ちなみに、この月のテーマが「関西“語”」だった)。
- 相原茂(2001年度~03年度)
- 榎本英雄(1980年代、1998年度~2000年度)
[編集] 生徒
- 白田久子(2007年度)
- 栗原裕貴(2007年度)
- 谷原章介(2006年度)
- 金子貴俊(2005年度)
- 亀山房代(2004年度)
- 清水ゆみ(2003年度)
- 北川えり(2002年度)
- 浅川稚広(2001年度)
- はな(2000年度)
- ファンキー末吉(1999年度。2000年度もサポーターとして出演)
- 小木曽さおり(1998年度)
[編集] 指導アシスタント
[編集] その他
- 前田知恵(2006年度~)
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