中村芝雀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中村 芝雀(なかむら しばじゃく、1955年11月20日-)は、歌舞伎役者。屋号は京屋。当代は七代目。定紋は京屋結び。
東京都出身。立教高等学校卒。四代目中村雀右衛門の次男で、次代を担う女方の一人。おっとりと上品な芸風で、時代物では赤姫を得意とし、世話物では町娘や女房と、さまざまな役をこなす。その、けなげで情感溢れる芝居には定評がある。
昭和36年2月歌舞伎座『一口剣』の村の子広松で大谷広松を名のり初舞台。昭和56年名題適任証取得。
目次 |
[編集] 年譜
[編集] 受賞歴
昭和58年- 国立劇場優秀賞。 昭和60年- 関西で歌舞伎を育てる会、演技賞。 昭和61年- 国立劇場奨励賞。 平成2年- 国立劇場優秀賞。 平成3年- 国立劇場優秀賞。 平成9年- 眞山青果賞奨励賞。 平成11年- 松竹会長賞。 平成13年- 国立劇場優秀賞。
[編集] 主な出演作
- 本朝廿四孝 - 八重垣姫役
- 魚屋宗五郎 - 女房おはま役
- 恋湊博多調 - 傾城小女郎役
- 毛谷村 - お園役
- 十六夜清心 - 十六夜役
- 雪夕暮入谷畦道 - 三千歳役
- 引窓 - 女房お早役
[編集] 外部リンク
- [1]七世中村芝雀公式ホームページ