中村誠
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中村 誠 (なかむら まこと、1952年6月20日 - ) は、宮崎県出身の空手家で、国際空手道連盟極真会館関西地区本部長兼兵庫支部長。極真空手七段。
極真空手の最高峰『全世界空手道選手権大会』を2連覇した“極真会館の大物”である。
兵庫支部長就任後は、兵庫県内に数多くの道場を開設し、西山芳隆(大阪西支部長)、橋爪秀彦(北大阪支部長)、高尾正紀(大阪東支部長)、田ケ原正文(大阪なみはや支部長)ら全世界大会の日本代表選手をはじめ、各種大会での優勝者や上位入賞者といった数多くの弟子を育てている。
中村は松井章圭の館長就任後、日本代表選手団監督として副監督の川畑幸一とともに松井極真を支え、名指導者ぶりを発揮している。
稀代の豪傑ではあるが、その一方で不祥事も多く、酒屋での暴行事件は有名な話である。また、ある内弟子が道場生の親の前で暴行を受け、それをうらみに訴訟を起こしたことも。
そんな中村であるが、某空手家に喧嘩で半殺しにされたのは知る人ぞ知る逸話である。
[編集] 主な成績
- 第9回全日本空手道選手権大会第3位
- 第10回全日本空手道選手権大会第3位
- 第11回全日本空手道選手権大会優勝
- 第2回全世界空手道選手権大会優勝
- 第12回全日本空手道選手権大会準優勝
- 第13回全日本空手道選手権大会準優勝
- 第3回全世界空手道選手権大会優勝 (2連覇)