丸輪太郎
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丸輪 太郎(まるわ たろう)は、「ウスイ式ぎょう虫検査・セロファン2回採卵式」の説明書に登場する架空の人物。
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[編集] 概要
丸輪太郎は、各道府県の日本寄生虫予防会(旧・財団法人日本寄生虫予防協会)各支部において配布されるウスイ式ぎょう虫検査・セロファン2回採卵式(三共の駆虫薬・ポキールの販促品)の説明書に登場する架空の人物である。このウスイ式ぎょう虫検査用採卵具は東京都及び千葉県の一部では配布されていないため、配布されていない各都県のぎょう虫検査用採卵具の説明書では見ることが出来ない。丸輪太郎の「丸輪」は、検査のためセロファンを肛門に貼り付ける部分の形状が丸に輪を重ねた二重丸の中央に十字を描いたものであるため、これから取材したと考えられる。なお、丸輪太郎の登場しない東京都予防医学協会(日本寄生虫予防会東京都支部)が配布するぎょう虫検査用採卵具は円の中に渦巻きが描かれたものになっており、丸に輪を重ねた図像は配されていない。ただしポキールは発がん性のため使用が中止されており、現在は主に駆虫薬としては佐藤製薬のパモキサン液(パモ酸ピルビニウム)が用いられる。
[編集] 外見的特徴
独特のヘアスタイルが、キューピーに酷似している。また、背中には天使のそれを思わせるような小さな羽根が生えているものがある。(説明書内「使うときの姿勢」図)