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二本松少年隊(にほんまつしょうねんたい)とは、 幕末の二本松藩において戊辰戦争に出陣した12~17歳の少年兵部隊のこと。 藩内各地に出陣した62名を指すが、藩の西洋砲術師範であった木村銃太郎指揮下の20名が特に有名で、大壇口での戦いにおいて木村をはじめその多くが戦死した。戊辰戦争における悲劇のひとつとして知られている。
二本松藩主丹羽氏の菩提寺でもある大隣寺に戦死者16名の墓所がある。また二本松城跡である霞ヶ城公園には群像彫刻や顕彰碑が立っている。