五大堂
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五大堂 | |
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五大堂(2005.10) |
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所在地 | 宮城県宮城郡松島町松島字町内111 |
位置 | 北緯38度22分12.80秒 東経141度3分51.45秒 |
山号 | (瑞巌寺附属寺院) |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
本尊 | 五大明王(大聖不動明王・東方降三世・西方大威徳・南方軍荼利・北方金剛夜叉) |
創建年 | 大同2年(807年) |
開基 | 坂上田村麻呂 |
正式名 | |
別称 | |
札所等 | 東北三十六不動28番 |
文化財 | 五大堂(国重文) |
五大堂(ごだいどう)とは、宮城県宮城郡松島町にある臨済宗妙心寺派の寺院。瑞巌寺の附属寺院である。
[編集] 概要
日本三景の1つである松島の中にあり、五大堂自身も海岸側の小島にある。大同2年(807年)、坂上田村麻呂が奥州遠征の際に、毘沙門堂を建立したのが始まりといわれる。
その後、慈覚大師が延福寺(瑞巌寺の前身)を創建した際に堂を設け、大聖不動明王を中央に東方降三世、西方大威徳、 南方軍荼利、北方金剛夜叉の五大明王像を安置したことより、五大堂と呼ばれるようになった。
慶長9年(1604年)伊達政宗により再建され、現在は国の重要文化財に指定されている。
五大堂へは橋で繋がっている。平成18年8月18日~20日の3日間に33年に一度の「三聖堂、五太堂、日吉山王神社 三十三年御開帳」が開催される。正確には「五大堂」が正しいが、前回の御開帳のときも「五太堂」という表記であった。五大堂の正面に掲げられている額に「五太堂」とあるが、筆の遊びで「大」が「太」になったといわれている。
[編集] 関連項目
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