京都大学SF研究会
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京都大学SF研究会(きょうとだいがくえすえふけんきゅうかい)は、京都大学のサークル。正機関誌は『中間子』、翻訳・創作・評論が主体。副機関誌は『WORKBOOK』。『WORKBOOK』は1982年春創刊のあと、いくつかの大学SF研で発行されるようになったB5判コピー・ホッチキス中綴の書評・情報系ファンジンのさきがけであり、「WORKBOOKスタイル」と呼ばれることもあった。学内では目立った活動はないが、SFファンダムではローカルコン京都SFフェスティバルの主催などで知られている。
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[編集] 沿革
- 1979年5月 - 大森望らにより再結成(第3期)
- 1981年 - 正機関誌「中間子」(第2期)刊行開始
- 1982年 - 「中間子」(第2期)2号刊行
- 1982年 - 副機関誌「WORKBOOK」刊行開始(当初は月刊で刊行)
- 1982年 - 京都SFフェスティバル開催、以後毎年開かれることに
- 1985年 - 「中間子」(第2期)3号刊行、以後正機関誌の発行が途切れる
- 2006年 - 「中間子」の発行再開
[編集] 主な出身者
- 大森望(翻訳家、評論家)
- 中西秀彦(中西印刷専務)
- 鼎元亨(評論家、第1回日本SF評論賞選考委員特別賞受賞)
- 幹遙子(翻訳家)※厳密には学外会員
- 佐脇洋平(ゲームデザイナー、翻訳家)
- 藤田雅矢(作家、第7回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞)
- 小浜徹也(編集者)
- 清松みゆき(ゲームデザイナー、作家)
- 細井威男(海外SF研究・紹介)
- 安田均(ゲームデザイナー・翻訳家)※第2期会員