仙台~石巻・女川線
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仙台~石巻・女川線(せんだい・いしのまきおながわせん)は、宮城県仙台市と石巻市及び女川町を結ぶ、ミヤコーバスが運行する高速バス(特急バス)である。
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[編集] 運行会社
- ミヤコーバス(石巻営業所担当)
運行開始当初は宮城交通が運行していたが、地域分社化に伴って石巻地区担当の宮交石巻バスが受け持つことになる。 2007年1月1日に分離子会社の事業再編が行われミヤコーバス(旧:宮交気仙沼バス)に事業譲渡された。
[編集] 運行経路
- 仙台駅前33番(さくら野百貨店前) - 商工会議所前 - 県庁市役所前 - (利府中IC) - (三陸自動車道) - (石巻河南IC) - イオン石巻 - 蛇田歩道橋 - 石巻駅前 - 千石町(下り)/中央三丁目(上り) - 石巻営業所 - 渡波駅前 - 女川海岸 - 女川車庫前
- 仙台駅前33番(さくら野百貨店前) - 商工会議所前 - 県庁市役所前 - (利府中IC) - (三陸自動車道) - (矢本IC) - 矢本 - 大街道 - 石巻駅前 - 千石町(下り)/中央三丁目(上り) - 石巻営業所
- ※石巻営業所~女川車庫前間は一日1往復のみの運行。
[編集] 概要
三陸自動車道が石巻河南ICまで開通したことにより新たに設定された路線である。仙台~山形線(対仙山線)や仙台・福島線(対新幹線・東北本線)同様にJR仙石線と競争する路線である。しかし、前述の2路線と異なるのは、県庁市役所や利府街道など、一般道路を走行する割合が高く、しかも時間帯によっては渋滞する道路であるため、定時性はあまり保たれていない。その上、仙石線が快速・普通合わせて毎時2本であるが、高速バスは1日12往復であるため、仙石線のほうが利用者が高い。仙台市内では仙石線と直に競合する仙台駅周辺へ向かう乗客よりも、JR線が通っていない県庁・市役所前など官庁街へ行く乗客を主なターゲットにしており、他方の石巻市内でも中心市街地以外にも住宅街や郊外の商業地域として発展している中里(石巻営業所)やあけぼの(蛇田歩道橋)地区を経由し、こまめに乗客を拾っている。今後は三陸自動車道や仙台市内の幹線道路の更なる整備などによって、山形・福島同様に熾烈な競合をすることが期待されている。
[編集] 沿革
- 2006年10月1日 増発並びに矢本停車便新設
- 2007年1月1日 宮交石巻バスが分離子会社の事業再編に伴ってミヤコーバス(旧:宮交気仙沼バス)へ事業譲渡されたことに伴い、同社に運行事業者を変更。
- 2007年4月1日 蛇田歩道橋経由の便にて、「イオン石巻」停留所を新設。
[編集] その他
[編集] 関連項目
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