住吉神社 (明石市)
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住吉神社 | |
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所在地 | 兵庫県明石市魚住町中尾1031 |
位置 | 北緯34度41分10秒 東経134度54分01秒 |
主祭神 | 底筒男命 中筒男命 表筒男命 気長足姫命 |
社格等 | 県社 |
創建 | 雄略天皇8年(464年) |
例祭 | 10月最終日曜日 |
住吉神社(すみよしじんじゃ)は、兵庫県明石市魚住町中尾にある神社である。旧社格は県社。明石市市内には数社の住吉神社があるが、その代表とされるのが当社である。
底筒男命・中筒男命・表筒男命(住吉大神)と気長足姫命(神功皇后)を祀る。
伝承によれば、神功皇后の三韓征伐の際、播磨灘で暴風雨が起こったため、魚住に避難し住吉大神に祈願をすると暴風雨がおさまったという。凱旋後、神功皇后により住吉大神は摂津国住吉に祀られた。『住吉大社神代記』によれば、住吉大神より「播磨国に渡り住みたい。藤の枝の流れ着く所に祀れ」との託宣があり、藤の枝を海に浮かべると、魚住に流れ着いた。そこで、雄略天皇8年(464年)に当地に住吉大神を勧請したのが当社の創建と伝える。正応5年(1292年)に現在地に遷座した。
初めて住吉大神が祀られた地ということで、「住吉神社の発祥の地」を称している。
[編集] 外部リンク
- 住吉神社(神奈備)
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