保健師国家試験
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保健師国家試験(ほけんしこっかしけん)とは、国家資格である、保健師の免許を取得するための国家試験である。
保健師助産師看護師法第18条に基づいて行われる。厚生労働省医政局監修。
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[編集] 受験資格
看護師国家試験に合格した者、保健師助産師看護師法第21条各号のいずれかに該当する者又は同法第53条第1項に規定する者であって、かつ、次のいずれかに該当するもの
- (1)文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、文部科学大臣の指定した学校(以下「指定学校」という。)において6月以上保健師になるのに必要な学科を修めた者
- (2)文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、厚生労働大臣の指定した保健師養成所(以下「指定養成所」という。)を卒業した者。
- (3)外国の保健師学校を卒業し、又は外国において保健師免許を得た者であって、厚生労働大臣が(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めた者
[編集] 試験日・合格発表日
- 試験日
- 例年2月下旬の日曜
- 合格発表日
- 例年3月下旬
[編集] 試験地
- 北海道、青森県、宮城県、東京都、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県
[編集] 試験科目
実際の試験は1日間にわたって行われ、午前に一般問題、午後に状況設定問題の順に行われる。
合格基準については合格発表後に掲示される。 ただし、全部合わせて6割とらないとその時点で不合格となる。