信州2230TV
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信州2230TV(しんしゅうにーにーさんまるてれび)は、1991年4月~1998年12月までテレビ信州で、毎週日曜の22:30~23:15まで放送されていた生放送の情報番組である。同局は開局当初、NNNとANNのクロスネット局であったため、それまで同時間帯はANN系列の日曜洋画劇場などを放送していたが、1991年4月のNNN系列ネット一本化(長野朝日放送開局)に伴って、同時間帯にローカル番組枠を新設した。
番組では、おすすめスポット・旅・グルメ情報、生活情報、報道・ドキュメンタリーなど、毎週1つのテーマを取り上げ、VTRを交えながらコメンテータと共にスタジオで番組を進行していた。ドキュメンタリー特集の場合はVTRのみ、報道特集の場合はニュース番組担当のアナウンサーによる進行でイレギュラーの番組内容になる場合も時々ある。
そしてこの番組を踏まえ、同局が平日の夕方の情報番組への参入のため、番組の最終回に視聴者に新番組の告知を行い、1998年12月に同番組が終了。その後、3ヶ月の充電期間を経て、1999年4月から「ゆうがたget!」のスタートとなった。また番組終了後、同時間帯は日本テレビと同じ番組編成になった。
尚、同番組は45分番組であったため、次の23:15からの番組も同局制作のワールドトピックスが放送されていた。
[編集] シリーズ化されたテーマ
- ふるさと信州を語る - 長野県出身、また長野に縁のある文化人・有名人へのインタビュー。
- 電話で医療相談 - 視聴者から病気や健康に関する不安・疑問を募集して、それを生放送中に長野県医師会の医師が回答するもの。尚、番組中に回答できなかったものについては、後日書面又は電話にて回答を行っていた。
ミニ番組『奥様はホームドクター』のスペシャル版と勘違いしていた人も多いがコンセプトもスタッフも接点はない。
- 公共の露天風呂 - 地方自治体もしくは第3セクターなどが経営する安価な料金で誰でも入れる露天風呂の特集。初期には特にエリアを定めずに取材・放送し、次第に取材エリアは県外にも伸びていった。
後には視聴者から人気の露天風呂を募集し、各地域ごとにトロフィーをもって表彰しに行く企画も行っていた。
[編集] 出演者
- 司会
- 初代 - 押阪忍・茶木環(テレビ信州アナウンサー:当時)
- 二代目 - 近藤満里(テレビ信州アナウンサー:当時)
- 三代目 - 伊東陽司(テレビ信州アナウンサー)
- コメンテータ
- 加瀬清志(放送作家)
など