信貴山口駅
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信貴山口駅(しぎさんぐちえき)は、大阪府八尾市黒谷にある近畿日本鉄道の駅。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
駅舎を中心に、北方向に信貴線ホーム、東方向に鋼索線ホームがL字状に伸びている地平駅。改札口は1ヶ所のみで、信貴線・鋼索線の共用。従って、信貴線と鋼索線の乗り換えは改札を出ることなく可能となっている。便所は鋼索線ホームにあり、男女別の汲取式。
- 信貴線ホーム(河内山本・布施・上本町・難波・伊勢志摩・名古屋方面)
- 頭端式2面1線の櫛型ホーム。東側のホームが降車用、西側のホームが乗車用である。
- 2線時代の跡も残っているが、いつ頃1線に縮小されたかは不明である。
- 西信貴鋼索線ホーム(高安山・信貴山門方面)
- 信貴線ホーム同様頭端式2面1線。但し南側のホームは平常時は使われておらず、北側のホームのみ使用している。
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は1635人。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、212位。
- 大阪府内の近鉄の駅(61駅)の中では、60位。
[編集] 駅周辺
駅周辺は閑静な住宅街となっている。
[編集] 歴史
- 1930年(昭和5年)12月15日 大阪電気軌道信貴線及び信貴山電鉄鋼索線(のちに信貴山急行電鉄。現在の近鉄西信貴鋼索線)開通と同時に開業。
- 1944年(昭和19年)1月7日 鋼索線が不要不急線として休止となる。
- 1944年(昭和19年)4月1日 会社合併により、関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 会社合併により、近畿日本鉄道の駅となる。
- 1948年(昭和23年)7月1日 東高安駅に改称。
- 1957年(昭和32年)3月21日 再び信貴山口駅に改称。鋼索線の営業再開。