八木山バイパス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
八木山バイパス(やきやまバイパス)は、福岡県糟屋郡篠栗町を起点とし、福岡県飯塚市に至る一般有料道路(国道201号)。西日本高速道路が管理している。
平行する国道201号の難所である八木山峠における交通問題を解消するために作られた。料金は普通車で520円と多少割高であるが利用者は比較的多い。国道201号にほぼ並行するが八木山峠の東側に当たる飯塚市側では国道201号ではなく旧・筑穂町や穂波町を通る福岡県道60号飯塚大野城線に平行するコースを取る。
なお、50cc以下の原動機付自転車、軽車両、歩行者は通行禁止であるが、設計規格は高速道路(高速自動車国道・自動車専用道路)ではないため、50cc~125ccの原動機付き自転車の通行も不可能ではないが、高速道路と仕様が似ていることや殆どの場所で法定速度(60km/h)での走行が可能であること、路肩が通常の高速道路・自動車専用道路に比べて狭いことなどから実際に走行するのは危険性が高い。
西日本高速道路管理の有料道路であるがETCによる精算が一切できない。このため、この八木山バイパスでは他の高速道路や有料道路が回数券の販売を取りやめる中、現在でも販売が継続されている。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 沿革
[編集] 通行料金
- 原付(50cc超~125cc以下):50円
- 普通車・自二車(125cc超):520円
- 大型車:780円
- 特大車:1,890円