函館新道
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函館新道(はこだてしんどう)は、北海道函館市から亀田郡七飯町を結ぶ延長20.2km(自動車専用道路部の延長11.0km)の国道5号バイパスである。自動車専用道路部は、2001年3月に2車線で暫定供用された。
この道路は自動車専用道路で、道央自動車道と一体となって広域的・地域的交通の役割を担う路線として造られたが、当初の予定を変更し、自動車専用道路から直接道央自動車道との接続はしないことになり、2006年、「暫定無料」から「無料」になった。
道央自動車道へは、七飯藤城ICでいったん一般道に降りた後、峠下付近に建設させるであろうICから道央自動車道につながる予定である。
藤城IC~七飯本町ICの通常制限速度は70km/h。七飯本町IC~函館ICの通常制限速度は80km/h。自動車専用道路区間の七飯本町IC前後、函館IC付近のみ片側2車線。 函館で初めてできた高規格道路であり、走行方法を知らない人が多いせいか、逆走、誤進入、自転車の走行などがしばしば。
七飯本町IC~七飯藤城間の下り線は、全体的に見通しの悪い下り坂のワインディング区間で、早朝は日光が当たらないことから、事故多発地帯である。
なお、開通により、七飯藤城IC~函館中心部への移動時間は10分強短縮され、国道5号(赤松街道)の渋滞も大幅に減少した。このことから、バイパスとしての役割は非常に高いものといえる。
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