道央自動車道
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道央自動車道(どうおうじどうしゃどう、英称:DOUOU EXPRESSWAY)は、北海道函館市を起点とし、稚内市に至る予定の延長681kmの高速道路(高速自動車国道(A路線))である。一般に道央道(英略:DOUOU EXPWY)と略される。法定路線名は北海道縦貫自動車道。
北海道中央自動車道の略であるという意味から、HOKKAIDO EXPWYも使われている。
2007年現在、北海道二海郡八雲町から、札幌市を経由して士別市へ至る区間が供用中。
目次 |
[編集] 接続高速道路
[編集] 歴史
- 1971年(昭和46年)12月4日:北広島IC~千歳IC開通。
- 1978年(昭和53年)10月24日:千歳IC~苫小牧東IC開通。
- 1979年(昭和54年)10月29日:札幌南IC~北広島IC開通。
- 1980年(昭和55年)10月29日:苫小牧東IC~苫小牧西IC開通。
- 1983年(昭和58年)11月9日:札幌IC~岩見沢IC開通。
- 1983年(昭和58年)11月30日:苫小牧西IC~白老IC開通。
- 1985年(昭和60年)10月18日:白老IC~登別東IC開通。
- 1985年(昭和60年)10月25日:札幌IC~札幌南IC開通。
- 1986年(昭和61年)10月9日:登別東IC~登別室蘭IC開通。
- 1987年(昭和62年)9月18日:岩見沢IC~美唄IC開通。
- 1988年(昭和63年)10月8日:美唄IC~滝川IC開通。
- 1989年(平成元年)9月12日:滝川IC~深川IC開通。
- 1990年(平成2年)10月30日:深川IC~旭川鷹栖IC開通。
- 1991年(平成3年)10月25日:登別室蘭IC~室蘭IC開通。
- 1992年(平成4年)9月30日:札幌JCT開通により札樽自動車道と接続。
- 1992年(平成4年)10月27日:室蘭IC~伊達IC開通。
- 1994年(平成6年)3月30日:伊達IC~虻田洞爺湖IC開通。
- 1997年(平成9年)10月22日:虻田洞爺湖IC~長万部IC開通。
- 1998年(平成10年)3月23日:苫小牧東ICで日高自動車道と接続。
- 1998年(平成10年)4月11日:深川JCT開通により深川留萌自動車道と接続。
- 1999年(平成11年)10月7日:千歳恵庭JCT開通により道東自動車道と接続。
- 2000年(平成12年)3月29日:有珠山に噴火の恐れが高まったため、伊達IC~豊浦ICが通行止に。
- 2000年(平成12年)7月13日:豊浦町内に虻田洞爺湖仮出入口完成、虻田洞爺湖仮出入口~豊浦IC通行止解除。
- 2000年(平成12年)10月4日:旭川鷹栖IC~和寒IC開通。
- 2001年(平成13年)2月9日:伊達IC~虻田洞爺湖IC間復旧。
- 2001年(平成13年)6月30日:虻田洞爺湖IC~虻田洞爺湖仮出入口間復旧に伴い、虻田洞爺湖仮出入口を廃止。
- 2001年(平成13年)11月19日:長万部IC~国縫IC開通。
- 2003年(平成15年)10月4日:和寒IC~士別剣淵IC開通。
- 2004年(平成16年)3月27日:比布JCT開通により旭川紋別自動車道と接続。
- 2006年(平成18年)2月3日:国土交通省は士別剣淵IC~名寄IC(仮称)間の全面整備を断念、士別剣淵ICから士別市多寄町間を整備し、残り区間を当面並行する国道40号を利用すると発表。
- 2006年(平成18年)2月7日:七飯IC~大沼IC(仮称)間が新直轄方式に変更。
- 2006年(平成18年)11月18日:国縫IC~八雲IC間が開通。
- 2007年(平成19年):虻田洞爺湖ICが国道230号の新ルートへの移転工事が完了、新ルートの供用開始と共に開業し、現在のインターを廃止。
[編集] インターチェンジなど
- (函館新道に接続)
- (21?)(七飯IC:予定)
- (20?)(大沼IC:予定)
- (19?)(森IC:予定)
- (18?)(落部IC:予定)
- (SA)(ハイウェイオアシス 八雲SA:予定)
- 17 八雲IC
- (PA) (国縫PA:予定)
- 16 国縫IC(渡島半島横断道路:予定)
- 15 長万部IC
- PA 静狩PA
- (黒松内JCT(北海道横断自動車道 (黒松内道路)):予定)
- 14 豊浦IC
- PA 豊浦噴火湾PA
(13-1)(虻田洞爺湖仮出入口:廃止・閉鎖)- 13 虻田洞爺湖IC
- 12 伊達IC
- SA 有珠山SA
- 11 室蘭IC
- PA 本輪西PA(長万部・函館方面のみ)
- 10 登別室蘭IC
- PA 富浦PA
- 9 登別東IC
- BS 高速竹浦BS
- PA 萩野PA
- 8 白老IC
- SA 樽前SA
- 7 苫小牧西IC
- (6-1?)(苫小牧中央IC:予定)
- BS 高丘BS
- 6 苫小牧東IC/JCT(日高自動車道)
- PA 美沢PA
- (5-1?)(新千歳空港IC:予定)
- 5 千歳IC
- 千歳恵庭JCT(道東自動車道)
- 4/BS 恵庭IC/BS
- BS 北恵庭BS
- PA/BS 輪厚PA/BS
- 3 北広島IC
- TB 札幌南TB
- 2-1 札幌南IC
- 2 大谷地IC(小樽・旭川方面出入口)
- 1 北郷IC(苫小牧・千歳方面出入口)
- 札幌JCT(札樽自動車道)
- TB 札幌TB
- 1 札幌IC(旭川・士別方面出入口)
- 2 江別西IC
- PA/BS 野幌PA/BS
- 3 江別東IC(道央圏連絡道路:予定)
- BS 高速栗沢BS
- 4 岩見沢IC
- SA/BS 岩見沢SA/東山BS
- 5 三笠IC
- 6 美唄IC
- PA/BS 茶志内PA/高速茶志内BS
- 7 奈井江砂川IC
- BS 砂川吉野BS
- SA/BS 砂川SA/砂川石山BS
- 8 滝川IC
- BS 高速江部乙BS
- 8-1 深川JCT(深川留萌自動車道)
- 9 深川IC
- PA 音江PA
- BS 高速納内BS
- 10 旭川鷹栖IC
- 11 旭川北IC(旭川十勝道路:予定)
- PA 比布大雪PA
- 11-1 比布JCT(旭川紋別自動車道)
- 12 和寒IC
- 13 士別剣淵IC
(この間未開通)
- (14?)(多寄IC:正式名称未定)
- ※2006年2月、国土交通省は士別剣淵 - 名寄間の全面整備を断念、士別剣淵ICから士別市多寄町間を整備し、
- 残り区間を当面並行する国道40号を利用すると発表した。道道888号東陽多寄線に平面接続する予定。
[編集] 稚内方向への予定路線
[編集] 開通予定年度
[編集] トンネル
- 大沼トンネル (道央道)
- 鷲ノ木3遺跡上のトンネル(正式名称未定。鷲ノ木遺跡が国指定史跡に指定されたため、トンネル工法に変更された。)
- 森トンネル(貫通済み、名称は仮称。)
- 落部トンネル(貫通済み、名称は仮称。)
- 金山トンネル
- 高岡トンネル
- 豊浦トンネル
- 東雲トンネル
- 清水トンネル (道央道)
- 虻田トンネル
- 青葉トンネル
- 洞爺トンネル
- 神代トンネル
- 天神トンネル
- 鷲別トンネル
- 幌別トンネル(地図上では何故か「来場トンネル」と表記されていることがある。)
- 虎杖浜トンネル
- 白老トンネル
- ポロトトンネル
- 光珠内トンネル
- 美唄トンネル
- 常盤トンネル
- 江丹別トンネル
- 嵐山トンネル
[編集] 均一料金区間
札樽道札幌西ICから札幌南ICの間は、均一料金区間であるため、普通車ならば今までの料金に400円プラスして支払う。
均一料金区間はハーフICが多いため、流出入には注意を要する。[1]
[編集] 通過市町村
[編集] 利用状況(2002年度)
- 日平均交通量(2003年度JH年報より)
-
- 国縫IC~札幌南IC(区間平均):9,354台(前年度比95.5%)
- 札幌南IC~札幌IC(総交通量):26,261台(99.9%)
- 札幌IC~和寒IC(区間平均):9,939台(97.8%)
- 最大:恵庭IC~北広島IC 30,760台(97.1%)
- 最小:旭川北IC~和寒IC 1,567台(102.6%)
- 料金収入
- 年間:35,226,652,000円(98.0%)
- 日平均:96,511,000円
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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