初見良昭
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初見 良昭（はつみ まさあき、1931年12月2日 - ）は、武神館（ぶじんかん）を創設した武術家。戸隠流忍術三十四代目継承者。
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[編集] 日本伝統武道の最後の達人
忍術は戸隠流の他に、 玉心流忍法八法秘剣宗家、 雲隠流忍法八法秘剣宗家、 その他古武術は 虎倒流骨法術八法秘剣宗家、 玉虎流骨指術八法秘剣宗家、 高木楊心流柔体術八法秘剣宗家、 九鬼神伝流体術八法秘剣宗家、 神伝不動流打拳体術八法秘剣宗家、 義鑑流骨法術八法秘剣代宗家 と、合わせて九流派の宗家を名乗る。 現在は「武神館九流派八法秘剣宗家」を名乗る。武道の達人として非常に評価が高く、 日本伝統武道における最後の達人と謳われている。現在も武道家として国際的に活躍中。
[編集] 略歴・人物
千葉県生まれ。 幼少の頃より空手、柔道（講道館柔道5段）、ボクシング、古武道、銃剣道など様々な武道を修行。 はじめ天心古流の上野貴に師事し、上野貴の師の一人であった高松寿嗣に27歳の頃に入門し、その後15年間古武道の修行に励む。 1958年、高松から九流派を継承する。この九流派を統合したものを「武神館武道」と名づけ、 道場を創設。
[編集] 武神館
初見宗家が開いた忍術を教授する道場。
[編集] エピソード
1964年放送のテレビアニメ『少年忍者風のフジ丸』の中の「忍術千一夜」という実写パートに出演。
また1988年（昭和63年）から放映された子供向け特撮テレビドラマ『世界忍者戦ジライヤ』では主人公の養父である山地哲山役で出演。この山地哲山の役回りはまさに『戸隠流第三十四代宗家』というものであった。武芸考証家・演出家として東映やスタッフと縁があった事からの出演である。また、彼の弟子も本作には端役ではあるが出演している。
なお、声については長沢大がアフレコで当てている。
[編集] 著書
- いま忍者 この知的変身術
- 武道選書 - 棒術
- 武道選書 - 槍術
- 武道選書 - 半棒術・十手・鉄扇
- 武道選書 - 世界のマーシャルアーツ
- 戦国忍法図鑑
- 秘伝戸隠流忍法
- 戸隠流忍法体術
- ナイフ・ピストルファイティング
- 忍者チビッコ道場
- 忍者サブミッション
- 忍者忍法画報
[編集] 参考文献
- 板垣恵介『板垣恵介の激闘達人烈伝』徳間書店、2001年
- 初見良昭『いま忍者 この知的変身術』潮文社、2001年
- 『ケンカの鉄人 海外編 海を渡ったサムライ魂!!』福昌堂、1997年
