初音舞
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初音舞(はつね まい 、本名:板橋史子(いたばしふみこ)、1978年12月25日 - )は、競技麻雀のプロ雀士。東京都出身。過去に最高位戦日本プロ麻雀協会、日本プロ麻雀協会に所属。現在はフリーで活動している。「世界チャンピオン」の異名をとる。
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[編集] プロフィール
- プロデビュー当時、本名の「板橋史子」で活動していた。「初音舞」の名前の由来は日本プロ麻雀協会への移籍時、本人が好きな言葉を一つずつ並べて付けた。一時お笑い芸人を目指していた事(コンビであったと言われていて、ツッコミであったとされる。)もあり、テレビメディアにおける堂々としながら親しみのある受け答えは好評を得ている。
- テレビ初登場においては「ドラゴンレディ」という愛称が付けられていた。2002年、第1回さんクイーンカップにおいて最終局の最後の1牌という瀬戸際の状態からリーチ一発ツモ満貫で逆転し、劇的な優勝を勝ち取る。その勢いで同年、第1回世界麻雀選手権大会でも優勝。一気に飛躍の年とした。麻雀のタイトルとして文字通り「世界チャンピオン」のタイトルを獲得したプロは初音のみであり、以後各種メディアにおいて「世界チャンピオン」と呼ばれている。
- 現在は新聞メディア等での執筆活動の他、国際公式ルールの第一人者として普及活動を行っている。
- 本人が「好きな手役は『リーチ裏3』」と言う様に、テレビ対局の中で見せる強運が彼女の雀風とも言える(最もそれに準ずる技術の高さから来るものではある)。過去の対局では四暗刻単騎を放銃するなど最高位戦日本プロ麻雀協会の茅森早香に相当な相性の悪さを見せているが、実際は非常に仲が良く、はこパラなどで華のあるコメントの掛け合いを見せている。
[編集] 獲得タイトル
- 第1回さんクイーンカップ
- 第1回世界麻雀選手権大会優勝
[編集] 著書
- 「世界チャンピオン初音舞の世界に勝つ—麻雀国際公式ルール戦術本」(2005年 竹書房)
[編集] 関連項目
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