副首相
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副首相(Deputy Prime Minister) とは、首相の代理であり、国の内閣の構成員である。この地位はしばしば副大統領に例えられるが、大きく違うものである。しかしながら、いずれも「ナンバーツー」の地位であることにかわりはない。オーストラリアとカナダの州政府の副首相はDeputy Premierという。
副首相は伝統的に首相が一時的に欠けたときや、職務を遂行できなくなったときに代役を務める。
このため、首相が不慮の死をとげたり、辞任した際は、憲法で定められていなくても、後任の首相に就任するよう要請されることが多い。
また、副首相は、重要な省の大臣を兼任することが多い。
[編集] 各国の副首相
- 現在の日本においては法的に副首相という官職は存在しないが、大物閣僚に副首相格の処遇を与えることがあり、これを副総理と言う。詳細は副総理の記事を参照。