勅使川原郁恵
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勅使川原 郁恵(てしがわら いくえ、1978年(昭和53年)10月27日 - )は元ショートトラックスピードスケート選手。岐阜県岐阜市出身。
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[編集] ショートトラックスピードスケート
愛知女子高等学校、中京大学卒業。中学2年でショートトラック全日本選手権で総合優勝を果たし、高校1年から5連覇を達成。また、1996年の世界ショートトラックジュニア選手権においては、日本人としては唯一、総合優勝を果たしている。冬季オリンピックは長野、ソルトレーク、トリノの三大会に出場し、長野では500m6位、1000m5位、3000mリレー4位、ソルトレークでは1000m17位、3000mリレー4位、トリノでは1500m17位に終わり、韓国、中国勢の壁は厚く、メダル獲得はならなかった。トリノオリンピックを最後に現役を引退。元々世界との差が大きい選手であることもあって、国際大会における大きな活躍はできなかったが、ショートトラック界における彼女の功績というものは輝かしいものである。
[編集] 引退後
引退後はスポーツキャスターとして第二の人生を踏み出す。 2006年(平成18年)9月18日から12月1日、NHKハイビジョンテレビ及びBS2の『街道てくてく旅~中山道完全踏破』で、京都三条大橋から東京日本橋まで530キロを歩き通した。