勝沼信友

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勝沼 信友（かつぬま　のぶとも）は、戦国時代の武将。甲斐武田氏の一族で、武田信虎の同母弟。武田信玄（晴信）の叔父にあたる。次郎五郎、安芸守、左衛門大輔。

勝沼信友 凡例
時代	戦国時代
生誕	不明
死没	天文4年（1535年）8月
別名	次郎五郎（通称）
官位	安芸守
氏族	武田氏（勝沼氏）
父母	父：武田信縄
兄弟	武田信虎、勝沼信友
子	勝沼信元

[編集] 略歴

武田氏の第17代当主・武田信縄の子として生まれる。永正4年（1507年）に父が死去すると、家督は兄の武田信虎が継いだ。信友は親族衆として兄を補佐して郡内地方を支配する小山田氏の目付役を任され、甲斐勝沼を領地として与えられたため、勝沼姓を称した。郡内領にも誓い甲州市勝沼町には、信友時代の城館と伝わる勝沼氏館跡が残り、国指定史跡となっている。

『勝山記（妙法寺記）』天文4年（1535年）8月22日記事によれば、相模の北条氏綱と戦いで戦死、後を子の信元が継いだ。また、都留郡の岩殿七社権現や石橋八幡神社の棟札にも名前が見られる。