北向観音
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北向観音 | |
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![]() 境内 |
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所在地 | 長野県上田市別所温泉1656 |
位置 | 北緯36度21分12.51秒 東経138度9分17.1秒 |
山号 | 北向山、金剛山 |
宗派 | 天台宗 |
本尊 | 妙観察智弥陀如来 |
創建年 | 天長2年(825年) |
開基 | 円仁 |
正式名 | 北向山 照明院 常楽寺 |
別称 | 北向観音堂 |
札所等 | 坂東三十三箇所番外札所 中部四十九薬師2番 信濃三十三番観音客番 別所三楽寺 |
文化財 | 石造多宝塔(重要文化財) |
北向観音(きたむきかんのん)は、正式には北向山常楽寺といい、長野県上田市の別所温泉にある天台宗の寺院。通常、寺院は南に向いているが、ここは北に向いている。
目次 |
[編集] 概要
これは善光寺と向き合っているからだとされ、善光寺が来世の利益、北向観音が現世の利益をもたらすということで善光寺のみの参拝では「片参り」になってしまうと言われる。
平安時代初期の天長2年(825年)慈覚大師円仁によって開創された。安和2年(969年)平維茂によって大改修が行われ4院60坊が整えられたと伝えられる。
愛染堂の近くに縁結びの霊木として崇められている愛染かつらの巨木がある。(樹高22m)
[編集] 文化財
- 重要文化財(国指定)
- 石造多宝塔