北海道ウタリ協会
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1930年に北海道アイヌ協会として設立、1946年に社団法人化し1961年に現在の名前に改称し今に至る。
[編集] 概要
アイヌに関する各種政策に対しアイヌの立場から批判・提言し、アイヌ文化の振興並びにアイヌの伝統等に関する知識の普及及び啓発に関する法律の制定には中心的な役割を担った。また明治時代以来の同化政策に対抗しアイヌ本来の文化・風習を守るための活動に取り組んでいる。
マスコミ史的にはテレビ放送中止事件で名前が残っていて代表例としては北海道放送へのアイヌ民族無理解放送糾弾運動(※ これにより水戸黄門・お荷物小荷物・カムイ編が該当回のみ放送中止に)。日本テレビがビートたけしのお笑いウルトラクイズでアイヌ民族を侮辱する宴会芸を放送したことへの抗議行動が知られる。