北海道道400号小頓別停車場線
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北海道道400号小頓別停車場線(ほっかいどうどう400ごうしょうとんべつていしゃじょうせん)は、北海道宗谷支庁管内の中頓別町内を結ぶ一般道道(北海道道)である。
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[編集] 路線データ
[編集] 通過市町村
[編集] 北海道
[編集] 宗谷支庁
[編集] 主な接続道路
- 中頓別町
[編集] 歴史
- 1961年3月31日 路線認定(1961年北海道告示第616号による)。
- 旧道路法の時代には、道道枝幸港小頓別停車場線という路線があった(準地方費道59号)。1920年4月1日認定、1954年3月30日廃止(1920年北海道庁告示第241号・1954年北海道告示第505号による)。
[編集] 路線の概要・周辺
- 実延長は46mで、道道の中では2番目に短い。なお、最短の路線は道道遠別停車場線で42m。
- 起点の手前にあたる駅跡地はロータリーになっており、路線バス(廃止された天北線の代替とえさし号)が方向転換するのに利用する。バスの運行は宗谷バス(一部道北バス)。
- 起点の右手に、小頓別地区多目的集会施設と中頓別消防署消防団分団の建物がある。また周辺には、株式会社小頓別木材の工場と新小頓別団地の公営住宅が建っている。
- 起点近くの左手に、宗谷バスの小頓別停留所と待合室がある。かつて、同じ位置には日本通運名寄支店小頓別営業所があった(1970年代前半に閉鎖)。
- バス停を過ぎると、全長11mのあゆみ橋を渡り終点に至る。あゆみ橋は、1962年完成の駅前橋を1990年に架け替えた。橋の下には頓別川が流れていたが、近年になって改修工事のため流路が変更され、川は埋め立てられた。
- 両方向の車線に歩道が整備されている。
- かつては路線番号案内標識が設置されていた。現在は撤去されている。
- 終点近くには、登録有形文化財に登録(2000年)された旧丹波屋旅館が建っている。1914年(大正3年)ころ建築の和館と、1927年(昭和2年)ころ建築の洋館で構成された建物である。
- 終点の左側(中頓別方向)の国道上に、集落で唯一の押しボタン式信号機が設置されている。