千波湖
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千波湖と桜川は水戸城の南側の外堀の役目を果たしていた。
湖の周回は約3.0km。並木もありマラソンコースとして親しまれている。
湖のほとりには、茨城県立近代美術館と茨城県立県民文化センターがあり、周辺とあわせて千波公園となっている。臨時のイベントスペースがあり、大河ドラマイベントなどが行われた。
水戸の花火大会は、湖のほとりおよび一部湖面で行われ、湖を囲む形で観客が集まるといった独特の趣を形成している。
現在の広さは湖という名前がつくには物足りないが、昭和期の埋め立ての結果狭くなったものである。埋め立てられた場所は、当初干拓され田として利用されていたが、その後水戸駅南口の市街地を形成した。
[編集] 参考文献
都市の中の湖-千波湖と水戸の歴史-(大槻功著・文真堂)