卒業検定
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卒業検定(そつぎょうけんてい)は、運転免許を取得するために、指定自動車教習所を卒業する際に、最後に必ず行われる技能に関する試験の名称。この試験に合格すると、指定自動車教習所を卒業したことになり、卒業証明書が手渡される。特に、普通自動車の運転免許を取得する際には、運転免許試験場での技能試験が免除される。
[編集] 採点・内容等
- 得点および採点
- 内容
[編集] 検定課題
第一種普通自動車の場合、往路は教習所から指定されたコースのスタート地点まで走る。復路は自分で設定した教習所までのルートを、地図と照らし合わせて検定員に示した上で出発し、教習所へ戻る(自主経路設定)。戻ったら、縦列駐車か方向転換のどちらか、事前に指定されている方を所内で行う。
- 大型自動車の課題
- 大型特殊自動車の課題
- 踏切
- 方向変換
- 牽引自動車の課題
- S字
- 踏切
- 方向変換
- 自動二輪車(大型自動二輪車、普通自動二輪車)の課題
- S字、クランク
- 坂道発進
- 踏切
- 急制動
- 一本橋
- スラローム(普通自動二輪小型限定は除く)
- 波状路(大型自動二輪車のみ)
- 第二種運転免許(大型・普通)の課題