原元美紀
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原元 美紀(はらもと みき、1969年4月29日 - )は、日本のテレビキャスター・声優。血液型はA型。セントフォース所属。
東京都新宿区生まれ。東京都立江北高等学校、國學院大學文学部文学科日本文学専攻卒業。国語科教員免許取得。元中部日本放送アナウンサー。
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[編集] 略歴
- 1992年4月、中部日本放送入社。1996年3月に同社を退社し、フリーアナウンサーに転身。1996年4月から読売新聞のニュース番組『読売新聞はーい朝刊』(日本テレビ)のキャスターを3年担当。
- 1996年、テレビ東京アニメ『水色時代』で声優デビュー。
- 1997年8月にホームページ開設した『原元美紀のマウスtoマウス』。アナウンサー個人サイトの草分け的存在で、特に「ぢょしアナ日記」は業界内外を問わず愛読者が多い。
- チャリティー合唱団・神楽坂女声合唱団に所属し、2002年7月『緑の星に』(エイベックス)発売。
- 2006年4月29日、37歳の誕生日に4歳年下の指揮者と入籍。
[編集] 現在の担当番組
[編集] 過去の担当番組
- 日本テレビ『ニュース朝いち430』メインキャスター
- 日本テレビニュース専門チャンネル『日テレNEWS24』キャスター
- 日本テレビ『NNNきょうの出来事』ナレーション
- NHK『NHK週刊ハイビジョンニュース』キャスター
[編集] 声優
- テレビ東京『水色時代』
- テレビ東京『ケロケロちゃいむ』
- アニマックス『ホイッスル!』香取夕子先生役
- フジテレビ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
- テレビ東京『おねがいマイメロディ』
[編集] その他
- 現在は報道系の仕事が多いが、中部日本放送時代はバラエティー系のアナウンサーであった。報道系の仕事を干されてしまったのは“キューバ事件”と言われている中部日本放送では伝説となっている事件のためだという。これは1995年頃、相撲のニュースにて“休場”を“キューバ”と呼んでしまった。パーソナリティー(カナダ人)が“きゅうじょう”ではないかと問うと、「相撲では場所(ばしょ)と読むでしょ。だからキューバであっている」と堂々と答え、更に、「判らない事があったら何でも聞いてくださいね。」と生放送で言ってしまう。直後生放送で訂正と謝罪をした時も、「いやー、キューバしのぎに謝りに来ました。」と茶化したことから、当時のアナウンス部部長に大目玉をくらい始末書を書かされたという事件である。
- 原元美紀について、中部日本放送時代の大先輩である多田しげおアナウンサーは、「CBCには4年間しかいなかったが、CBCの看板を木っ端微塵に壊したアナウンサー」と評している。
- 2007年1月12日のスーパーモーニング(テレビ朝日系)にて公費視察旅行セクハラ事件の当事者である茨城県鉾田市の市議を直撃したら同行した番組ディレクターが突き飛ばされるなど暴行を受け、倒れたところバックしてきた市議の車に轢かれそうになる。原元が暴行する市議を抑えようとしたり、その車を追いかける緊迫の場面もあり、当然その一部始終がテレビで放映された。その後、視察旅行に同行した他の市議たちの「楽しかったからセクハラじゃない。1年半経って訴えるなんて捏造だ。」、「ディレクターは自分で転んだんだろう。」という態度に、「セクハラの被害者心理としてなかなか訴え出られないものだ。」、「名前を確認しようとしただけなのにいきなり突き飛ばしてきた。」と怒りを顕わにやり合う。この鉾田取材シリーズは視聴者の反響も大きくYou Tubeによって全世界に配信された。