参議院事務局
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参議院事務局(さんぎいんじむきょく)は、議院事務局法に基づいて参議院に附置される補佐機関。国会法に基づいて置かれる事務総長を長とし、参議院の事務を処理する。また、常任委員会に置かれる常任委員会専門員及び調査員も参議院事務局の職員である。
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[編集] 沿革
- 1891年 - 帝国議会成立に伴い貴族院事務局設立。議院法に基づき書記官長以下の職員が置かれる。
- 1947年 - 日本国憲法の施行により貴族院が廃止、参議院が新設されたのに伴い、貴族院事務局は議院事務局法に基づく参議院事務局に移行。
- 1948年 - 法制部が参議院法制局として独立。国立国会図書館設立に伴い調査部を廃止。
- 1955年 - 常任委員会専門員・調査員を常任委員会調査室に組織。
[編集] 組織
参議院事務局の長は、参議院において国会議員以外の者から選挙される事務総長である。事務局のその他の職員である参事は事務総長が議長の同意及び議院運営委員会の承認を得て、常任委員会専門員と調査員は常任委員長の申出により、事務総長が議長の同意及び議院運営委員会の承認を得て、任免する。
事務総長の下に参事から命ぜられる事務次長が置かれ、その下に会議の運営やその他一般事務を所掌する各部局が置かれる。その他、参議院の調査に関する事務を行うため、参事から組織される企画調整室、特別調査室、憲法調査会事務局と、常任委員会専門員と調査員で組織される常任委員会調査室が置かれている。
- 事務総長
- 事務次長
- 秘書課
- 議事部
- 委員部
- 記録部
- 警務部
- 庶務部
- 管理部
- 国際部
- 企画調整室
- 常任委員会調査室(内閣・総務・法務・外交防衛・財政金融・文教科学・厚生労働・農林水産・経済産業・国土交通・環境・予算・決算・行政監視の各委員会調査室)
- 特別調査室(第一特別・第二特別・第三特別の各調査室)
- 憲法調査会事務局