吉野大峯ケーブル自動車
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吉野大峯ケーブル自動車株式会社(よしのおおみねけーぶるじどうしゃ)は、奈良県吉野郡吉野町の近鉄吉野駅至近の吉野千本口から吉野山までのロープウェイと吉野山内の路線バスを運行する会社である。
ケーブルと称するが運営しているのはロープウェイで、その搬器(ゴンドラ)の塗装からは近鉄グループかと思わせるが、実際には地元資本の独立事業者である。また、現存するロープウェイ路線としては最古である。
[編集] 沿革
[編集] バス路線
吉野山内の竹林院前(上千本)~奥千本間の足として運行している。
使用されるバスは、マイクロバス(三菱ふそうローザやトヨタ・コースター)がメーカー標準塗装のまま用いられており、一見すると自家用バスに見えるが、正規の路線バスである。
1990年代初めまで、1960年代製造のトヨタおよびいすゞ自動車製キャブオーバー型バスが在籍していたことでも知られる。
[編集] ロープウェイ
- 交走式(つるべ式)で搬器は28人乗り。ケーブル2本の間にぶら下がる珍しい形式である。またケーブルカーのように内部が傾斜しており段がある。
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